投資用マンションのローンが払えず、任意売却

■ ご相談内容
相談者:東京都江東区在住/40代・男性/会社員(年収約520万円)
7年ほど前、「老後の資産形成」や「節税対策」という営業トークに惹かれて、都内23区内のワンルームマンションを投資目的で購入しました。フルローン(約2,300万円)での購入で、当初はサブリース契約を結んでいたため、毎月決まった家賃が入り、ローンの返済も問題なく行えていました。
しかしコロナ禍をきっかけに、サブリース会社から家賃の引き下げ通告があり、実際の収入は大幅に減少。さらに1年ほど前に契約そのものが解除となり、空室が続いたことでローンの返済に対する不安が一気に高まりました。
ローン返済額は月々約7万円。家賃収入がゼロになったため、自分の給与からの持ち出しが必要となり、生活費を切り詰めながら返済していましたが、さすがに限界でした。
相談前には「競売だけは避けたい」「ブラックリストに載ってしまうのでは」といった不安も多く、誰にも相談できずに精神的にも追い詰められていました。そんなときにインターネットで「任意売却」という方法を知りご相談にいたりました。
■ 解決方法
面談し現在の資産状況やローン残高、家賃収入の推移、金融機関とのやり取り内容などを丁寧にヒアリングいただいた上で、任意売却という方法で問題を解決する道を示してもらいました。
任意売却の仕組みや進め方、売却後の残債の扱い、信用情報への影響、そして自宅や勤務先に知られずに手続きが可能かどうかなど、細かい部分まで丁寧に説明を受け、安心してお任せいただきました。
結果的に、任意売却により投資用マンションは早期に成約することができました。金融機関とも交渉していただき、残ったローンについても無理のない分割返済で合意。生活再建への道筋が見えたことで、気持ちにも余裕が生まれていた様子に見えました。
■ 同じような悩みを抱える方へ
投資用のマンションやアパートを購入したものの、思うように家賃収入が入らず、ローンの返済が厳しくなってしまう。こうしたご相談は、近年とても増えています。空室の増加、サブリース契約の変更、収入の変動など、当初の見込みとは違う状況になることは珍しくありません。
ローンが払えないと気づいても、どうしたらよいか分からず、不安や焦りで動けなくなってしまう方も多くいらっしゃいます。まわりに相談しづらく、一人で抱え込んでしまうケースも少なくありません。
そんな中で「任意売却」という選択肢は、無理に返済を続けるのではなく、今の状況を見直して生活を立て直すための前向きな手段です。任意売却なら、競売のように強制的に売られることなく、金融機関と話し合いながら進めることができ、売却後の残ったローンについても、分割払いなど無理のない形での返済を目指すことができます。
この制度を早めに知っていれば、精神的にも金銭的にも負担が少なくて済む場合が多くあります。悩みを一人で抱え込まず、まずは専門の機関に相談してみることで、きっと状況が変わるはずです。任意売却は、問題から逃げることではなく、これからの暮らしを守るための大切な選択肢のひとつです。
家やお金に関する悩みは、人に話しにくいと感じることもあるかもしれませんが、当相談所ではこのようなお悩みを日々受け付けていますので、どうぞ恥ずかしがらずにご相談ください。
また、守秘義務がありますので、安心してご相談ください。フリーダイヤル0120-711-783かメール相談、LINE相談へお気軽にお問い合わせください。メール相談は24時間送付可能です。お力になれるところがあると思います。ご連絡お待ちしております。
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