夫が病気で働けず住宅ローンが払えない
■ご相談内容の詳細

ご相談者のAさん(40代女性)は、足立区内の戸建てにご家族3人で暮らしています。夫(45歳)はサラリーマンで、世帯の主な収入源でしたが、数ヶ月前に病気が判明し、現在は長期の療養と入院を続けています。
住宅ローンの借入額は約3,000万円、毎月の返済額は約12万円です。Aさんはパートで働いていますが、収入は限られており、夫の収入が大幅に減ったことで返済がとても厳しい状況となっていました。このまま返済が滞ると競売のリスクもあり、不安で夜も眠れない日が続いているとのことでした。
■課題と問題点
まず、ご主人が病気になってしまったことで、世帯の収入が大幅に減少しました。夫は仕事を休まざるを得ず、給与の大部分がなくなっています。その結果、毎月の住宅ローンの返済が生活を圧迫し、日々の生活費や子どもの教育費も捻出が難しくなっています。病気の回復には時間がかかる見込みで、収入が戻るまでの期間が長くなることも予想されます。こうした事情から、金融機関へのローン返済が今後も厳しくなることが大きな不安となっていました。
■解決方法
まず、世帯全体の収入と支出を細かく伺い、支出の見直しが可能かどうかを検討しました。
次に、借入先の金融機関へ連絡を取り、病気療養中の収入減少を理由に返済条件の変更を申し入れました。具体的には、月々の返済額の減額や返済期間の延長、一定期間の返済猶予などを求めました。返済困難が続く場合に備え、債務整理の種類やメリット・デメリットも丁寧に説明しました。任意整理、任意売却、個人再生、自己破産などの選択肢についてご理解いただき、相談者の意思を尊重した上で最善の方法を検討をしています。
■ご相談者の声
「夫の病気でどうしようかと途方に暮れていましたが、専門家の支援で金融機関との話し合いもスムーズに進み、返済負担が軽くなりました。生活の見直しや支援制度も教えてもらい、とても助かっています。」
住宅ローンの返済でお困りならご相談ください
今回のご相談のように、ご主人が病気で働けなくなり、住宅ローンの返済が難しくなることは珍しいことではありません。そんな時に大切なのは、
- 家計の収支を見直し、支出を減らすこと
- 速やかに金融機関に相談し、返済条件の変更や猶予を求めること
- 公的な支援制度を活用し、資金繰りの改善を図ること
- 必要に応じて債務整理も視野に入れること
などです。一人で解決できる方法には限りがあります。真面目な方ほど何とかしようと頑張り、精神的に追い詰められてしまいます。問題を先延ばしにせず、早めに専門家に相談することで、多くの場合は解決への道が開けます。同じような悩みをお持ちの方は、お力になれることがあると思いますので、お話しをお聞かせください。
家やお金に関する悩みは、人に話しにくいと感じることもあるかもしれませんが、当相談所ではこのようなお悩みを日々受け付けていますので、どうぞ恥ずかしがらずにご相談ください。フリーダイヤル0120-711-783かメール相談、LINE相談へお気軽にお問い合わせください。メール相談は24時間送付可能です。お力になれるところがあると思います。ご連絡お待ちしております。
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