離婚で家のローンはどうなる?誰が払う?
2025.05.31
離婚で家のローンはどうなるのでしょうか。離婚後は誰が住宅ローンを払うのでしょうか。離婚するなら知っておきたい、家のローンについてまとめて掲載しています。
離婚で家のローンはどうなる

離婚で家のロ-ンはどうなるでしょうか。まず、大前提として離婚しても住宅ローンは自動でなくならず、変更もされません。離婚により夫婦関係が解消するとしても、住宅ローンは金融機関との契約です。また、家に住まなくなったという理由で住宅ローンの支払いが免除されるわけでもありません。そのため、離婚しても、契約した当事者が銀行に対して責任を負い続けますし、変更されないというのが原則になります。つまり、ローンの契約者は離婚前と変わらずにローンの返済義務を負い続けます。
離婚後に誰が家のローンを払うのか
というわけで、何もしなければ離婚後も変わらず契約者が引き続きローンを支払うこととなります。契約者が引き続き家に住み続けるというなら問題はありませんが、離婚して家を出ていくなどで、住み続けない場合も多くあるでしょう。また、ローンを夫婦共同で支払うことにしている場合には問題が複雑になってきます。
夫婦で連帯債務、ペアローン
ローンの契約者が夫と妻の連帯債務になっている場合には、2人が契約者となっており、離婚後も支払う義務がのこります。先に書いたように、離婚したからローンの支払い義務がなくなるというわけではありませんので、二人に支払い義務が残ります。離婚時にどちらかのみのローンとするためには、離婚だけでは勝手に名義変更できません。金融機関の承諾が必要となります。
離婚後に住宅ローンが残っている家に住み続ける
離婚後に、ローンが残っている家に住み続けることはできます。よくあるケースとして、子供の養育費の代わりに家に住み続けるという合意をすることがあります。夫がローンを支払い続け、妻が子供と住宅ローンが残っている家に住み続けるという場合です。家を引っ越すと、子供の生活環境が変わってしまいます。家が変わると、学区がかわり転校をしなければならないこともあり、離婚後も家に住み続けた方が、離婚後の生活がスムーズとなるのです。
両者が合意しているのであれば、大きな問題にはなりませんが、財産分与や調停で居住権についてきちんと決めておいた方が安心です。離婚時は両者の合意があっても、あとから「住宅ローンが払えなくなった」「出て行ってほしい」となるなど、問題が起こることは珍しくありません。住宅ローンの支払いがされないと家が差し押さえられるリスクがあります。「元配偶者が払ってくれると思っていた」では通用せず、家を出ることを余儀なくされることもあり得るのです。
離婚前に家のローンについて話し合いを
離婚後に大きなトラブルとならないよう、離婚前に家のローンについて話し合いがおすすめです。住宅ローンの名義・保証状況を確認し、誰が支払い続けるのかをまず確認します。名義変更や借り換えの必要がある場合には、銀行との相談が必要になります。その家に住み続けるのか・売却するかの方針を決め、離婚協議書や公正証書に住宅ローンの取り決めを明記しておくようにした方が安心です。
離婚する前に一般社団法人 お金と不動産・お悩み相談所へご相談ください
離婚後に住宅ローンが残っている家があるのなら、家をどうするのか、ローンをどうするのか、誰が払うのか事前の確認を相談がおすすめです。そもそも、どこに相談すべきなのか、相談先がイマイチ分からないという事は多くあります。そんな場合におすすめの相談先として、不動産に関しての色々な相談を無料相談できる相談機関があります。一般社団法人 お金と不動産・お悩み相談所では、不動産に関してのお悩みにお金がかからず無料相談することができます。家を売りたい、買いたいといった相談だけではなく、住宅ローンが払えなくなりそう、離婚するけど家をどうするか悩んでいる、家の相続について相談したいなど、税金についてよくわからないなど、不動産に関連したお悩みを受け付けています。
一般社団法人 お金と不動産・お悩み相談所には弁護士、税理士といった専門家が携わっていますので、お家に関しての複雑なお悩みも大歓迎です。お家に関しての揉めごとは大きくなりがちです。1人で悩んでいると、先に進むことはできませんので、面倒かもしれませんがお問い合わせください。第三者に話してみると、自分が考えていたよりスムーズにすすむ、思ったより大きな問題ではなかったことではないというのはよくあることです。お家やお金に関する揉めごとや悩みごとを他人に話すのは恥ずかしいという方がいらっしゃいますが、当方は相談を聞き慣れていますので、恥ずかしがる必要はありません。また、守秘義務がありますので、安心してご相談ください。フリーダイヤル0120-711-783かメール相談、LINE相談へお気軽にお問い合わせください。メール相談は24時間送付可能です。お力になれるところがあると思います。ご連絡お待ちしております。